地域:福島県
ちゃらい
たくさん遊び、色んな遊ぶ人は居たから彼が当時居なかった。
ただバイトをしてただ学校へ通ってただただ色んな方と遊び飲み、食べ騒ぎまくっていた当時。
そんな浅い遊び方しかしてこなかったから特定の彼を作る必要もなかったわたし。
このまま色んな方と遊んで楽しく毎日を過ごせればいいとそんな漠然と思って居た毎日でした。
今思えばそんなに毎日ワイワイ楽しく騒いでいたあの時期も若かったなあと思いますが、もうあの生活には戻りたくないなあとも思っています。
だんだん歳を重ねると、そんなノリやテンションについていけなくなり寂しいものですが、安定や安らぎを求めていくようにならんでしょうか?
はたまたそんな安らぎを求めて安定した生活をしているうちに刺激が欲しくなり浮気や不倫に走る人が出てくる、それが現実なのでしょうか?
認められたい
そんな遊び倒していたわたしも安定や安らぎを求めて、人にまずひとりの人間としてそして女として認められたいと承認されたいと思うようになりました。
そんな中、わたしが思ったのは遊びを一旦やめることでした。
やめてみて何が変わったかというとまずは生活リズムが変わりました。
それまでは学校にバイト、遊びと家で過ごす時間が減り自然と自炊や家事を全くしなかった日々を過ごしていましたが、遊びを一旦やめたことで家のことをまずやるようになりました。
それが今思えば自分磨きであり女磨き、そして花嫁修業だったのかもしれません。
その期間があったからこそ、自分を見つめ直すきっかけにもなりだんだんひとりの男性に愛されたいと承認欲求がでてきました。
出会い
まずわたしは自分磨きをしているうちに、今しかできないこと、今後の生活でわたしができなくなることってなんだろうと考えてみたところ就職を控えていたわたしは夜の世界に飛び込むことを決めました。
遊ぶわけじゃなく、夜の世界を知ることで視野が広がり、より一層の社会勉強になる。それに今しか経験できないことだと思えたのです。
誰も知り合いが居ない世界にたった1人で飛び込むのも勇気がいりましたが、そんなドキドキも楽しみの1つでした。
いざ夜の世界で働くとなると色んな方とお話しし、色んなことを聴き、自分の視野も広がりました。
そうやって日々過ごしているうちに自分にはすごい苦手な相手が居ましたが、とてももっと知りたいたら思う相手に出会いました。
それが彼です。
安定
彼と出会ったその日から仕事終わりにまた会おうと誘われて、とりあえず仕事友だちと一緒に会うことにしました。
だんだん話していくうちに自分の苦手な相手ではなくなり本音で話せる存在になっていきました。
彼もわたしを必要としてくれるようになったのです。
わたしにはそれがとてつもなく嬉しいことで、ひとりの人間として、ましてやひとりの女性として認めてもらえた。
承認欲求を満たしてくれたひとりになったのです。
そこからというもの今ではわたしの主人ですが、今でも仲睦まじく過ごしています。
人の出会いはどこであるか分からない、ましてやどんなタイミングで出会うかも分からない。
ほんとに人生って楽しく素晴らしいものですね。
これからの人生、たくさん色んなことがあると思います、これまでもたくさん嫌なことも泣いたこともありました。
ただわたしは彼と一生を添い遂げ、どんなこともふたりで乗り越えていきたいと思っています。